グディの歴史

Gudee History
ものづくりから、ブランドへ
1980 — すべての始まり
Gudeeの物語の原点は、1980年に始まったMagusのものづくりにあります。当初は縫製・繊維製品の加工を専門としていました。
その後、Magusは竹の加工へと技術の幅を広げていきました。縫製と竹加工、異なる二つの技術を持つようになったことで、二つの異素材を組み合わせるという新しい可能性が生まれました。
ものづくりの経験から生まれたこの発想が、やがてGudee独自のデザイン言語の礎となっていきます。
2010 — ものづくりからデザインへ
2010年頃、Magusは長年培ってきた竹加工と縫製・繊維加工の技術を融合し、竹とファブリックの組み合わせを軸としたオリジナルデザインの開発を始めました。
これらの製品が海外のバイヤーから徐々に注目され、採用されるようになるにつれ、Magusの役割も従来のOEMによる製造から、自社のデザインをベースとしたODMへと少しずつ広がっていきました。
これは、私たちにとって大きな転換点となりました。長年培ってきたものづくりの経験は、製品を形にするためだけのものではなく、新しいデザインを生み出すための土台にもなり得ることに気づいたのです。
竹が持つ自然な温もりと構造的な特性に、ファブリックの柔らかさとしなやかさを組み合わせることで、次第に私たちらしいデザイン言語が形づくられていきました。
そして、このデザインの方向性が成熟していく中で、新たな想いが芽生えます。素材、デザイン、そして日々の暮らしに対する私たちの考えを、より自由に、より深く表現できる自分たちのブランドをつくりたい。
その想いが、やがてGudeeへとつながっていきました。
2017 — Gudeeの誕生
2017年、Gudeeはブランドとして本格的な歩みを始めました。
最初の海外展示会は、ドイツで開催されたTendenceでした。しかし、そのスタートは決して順調なものではありませんでした。輸送中のトラブルにより、展示予定だった商品の約半分が届かなかったのです。
厳しいスタートでしたが、私たちはそこで歩みを止めませんでした。
もう一度、挑戦することを選びました。
2018 — 世界への扉
翌2018年、GudeeはパリのMaison & ObjetとフランクフルトのAmbienteに出展しました。
そこで状況は大きく変わります。
パリではGudeeのデザインが海外バイヤーの目に留まり、アメリカのMoMA、日本・銀座の伊東屋から注文をいただくことができました。
生まれたばかりのブランドにとって、それは大きな励みとなる出来事でした。私たち自身の素材、ものづくりの経験、そして考え方から生まれたデザインが、国や文化を越えて受け入れられることを実感した瞬間でもありました。
その後Gudeeは2023年までMaison & ObjetとAmbienteへの出展を続け、少しずつ世界各地の市場や暮らしへと広がっていきました。
Gudeeらしいデザインを求めて
この歩みの中で、竹とファブリックは常にGudeeのデザインの中心にあり続けました。
もともとは二つの異なる加工技術を組み合わせることから始まったものが、やがてGudeeを象徴するデザインのひとつとなりました。
竹が持つ自然な温もりと構造的な強さに、ファブリックの柔らかさとしなやかさを組み合わせることで、機能的でありながら親しみやすいプロダクトを生み出しています。
そしてこの組み合わせは、単なる素材の特徴を超え、シンプルなフォルム、考え抜かれたディテール、自然な温もり、そして日々の暮らしに静かに寄り添うという、Gudeeのデザイン哲学へと発展していきました。
メディア掲載とコラボレーション
Gudeeが世界へと広がるにつれ、私たちのデザインは国内外のデザイン・ライフスタイルメディアからも注目されるようになりました。
ELLE Decor Italia、韓国のINTERNI & Decor、台湾のLa Vie、Marie Claire Taiwanなど、さまざまなメディアで紹介されています。
2020年には、近藤麻理恵氏が手がけるKonMariブランドとのコラボレーションも実現し、Gudeeの収納アイテムを、丁寧で心地よい暮らしという価値観を共有する多くの方々へ届ける機会となりました。
こうした一つひとつの経験を通して、私たちは改めて感じています。
日々の暮らしにあるシンプルなニーズに寄り添うデザインは、国や文化を越えて人々の生活につながっていくことができる、と。
Today & Beyond — これからのGudee
現在、Gudeeは収納・整理用品から、玄関やワークスペース、キッチン&ダイニング、バスルーム、スモールファニチャー、そして日々の暮らしを彩るアイテムへと、そのコレクションを広げています。
プロダクトの幅が広がっても、私たちの想いは変わりません。
自然素材と機能、そして人が暮らす空間との心地よい関係を探求しながら、これからも4つの価値観を大切にしていきます。
Simplicity · Sincerity · Sustainability · Subtlety
ものづくりから始まった私たちの歴史。
デザインすることで成長し、
そして今、より心地よく、丁寧な暮らしをつくるために、その歩みを続けています。
ものづくりに根ざし、暮らしとともに進化する。